虚々実々日記

これは僕(古藤)が日々感じていること、考えていること、体験したことを日記風にまとめたものです。
一部フィクションもありますが、概ね晴れるでしょう。

ある日、飲み屋でTVを見ていたら
私の肩をポンと叩く人がいる。

いつも出会う常連さんだ。
50半ばで痩せて眼鏡をかけている。

いい人なのだが、見事に酔っ払ってしまう。
ワーワーと騒いでいたかと思うと、急に寝てしまう。

この人はこれまでに3回、死にかけている。
風呂場で2回、酔っ払って溺れているのを家族が見つけ
引き上げている。

極めつけは「ケンチン汁」で溺れかけた話だ。

酔っ払って家に帰り、「なんかないんか!?」と大声を
上げると、奥さんがコタツの上に小ぶりのどんぶりに
入れたケンチン汁を置き、「これでも食べとき!」と
言われたそうだ。

しかし、既に酔っ払っているので、ケンチン汁を目の前に
置いたまま居眠りを始めた。

すると、いつの間にか前かがみになっていき、ケンチン汁の
どんぶりの中に顔をつっこんで寝てしまった。

あまりに静かなので、様子を見に来た奥さんが、
首筋をつかんで顔を引き上げると、
ブハッという凄い音と共に鼻からゴボウが
飛び出てきたそうだ。


私はケンチン汁で溺れかけた人はこの人しか知らない。


・・・という話を思い出している間に、横で寝るな!!

ほんとにめずらしい人

株式会社リンクアップ様掲載文より転用
前のページにもどるこのページのトップに戻る